令和2年度行政書士試験について(記述式問題再現答案)

はじめましての方ははじめまして

 

この度、令和2年度行政書士試験の結果が返ってまいりました。

 

結果は「合格」です。

 

①法令等

〇択一式

・5肢択一式・・・76点/160点

・多肢選択式・・・22点/24点

〇記述式・・・50点/60点

〇一般知識等・・・52点/56点

計・・・200点/300点

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令和2年度行政書士試験合否通知書

 

法令等択一式が何とも言えない点数ですが、

記述式の点数が思いのほかよかったので、どなたかの参考になればと思い、再現答案をここに残します。

 

問題44(行政法

(答案)

本件組合を被告として、本件換地処分を対象とする、無効確認訴訟を提起すべき。

 

問題45(民法

(答案)

Bが、Cが嘘の事実を述べたことについて悪意又は有過失である場合、契約を取り消すことができる。

 

問題46(民法

(答案)

背信的悪意者は)登記の欠缺を真の所有者との関係で主張しえないにすぎず、甲不動産の取得自体は有効であるから。

 

配点についてはよくわかりませんが、「詐欺」(問題45)や「信義則上~」(問題46)といったキーワードが抜けていたために減点されたというのはありそうです。

 

以上

 

追記(令和3年9月23日)

 何も考えずに「記述でとれればいいや」と本番突撃しましたが、この年に合格できたのは出題分野のおかげだったと思います。(初めて受けた年(令和元年)は第三者のためにする契約か何かで撃沈した覚えがあります。)

 やはり記述以外でなるべく180点を超えるという戦略が正攻法かつ一番安全だと思いますので、今年受験される方はあと1ヶ月半、頑張ってください!